二回目の谷の渡渉点

左岸に渡り、森の中を抜けて進んでいくと二度目の谷の渡渉点に出ます。このあたりは吹きだまりになっているので、雪も殆ど溶けていません。真っ白な雪の中に谷の流れのあるところがくっきりと黒く見えて、なんとも幻想的な感じがします。ここから右岸の森を抜けると本格的な谷の遡行になってきます。

森を抜けて谷に降りるとゴーロになります。雪が積もっているのでどこを通っていいか分かりづらくなってきます。ここから先は元々はっきりした道が無くなるのですが、雪が岩の上に積もっているので、足の踏み場に迷ってしまいます。私も雪がこれほど積もった遡行も初めてなのですが、今まで沢を歩いてきた成果が出るところでもあります。

雪景色の中の沢はいつにもましていっそう清冽に見えます。コントラストがくっきりしているせいか水の色が濃く、透明度も増して見えます(何か変な表現?)。一息ついて沢の水を飲んでみると冷たくておいしい水です。しかし、思ったほどの冷たさを感じないのは、年間を通して水温があまり変わらないせいではないかと思います。

落葉後のカツラの巨木

雪の積もった渓谷を慎重に進み、源流点が近づいてきました。雪は積もっていますが天気は素晴らしくいいし、カツラやトチノキなどの大木もすっかり落葉していることもあってかなり明るい渓谷になっています。源流点付近は殆どが落葉樹なので葉が付いている樹木が殆どありません。カツラの巨木を近くで見上げてみると青空とのコントラストがとても美しく見えます。

雪景色の源流モニュメント

源流橋から約2時間、源流モニュメントに到着しました。今日はかなり時間がかかると思っていたのですが、いつもの写真を撮りまくっているときと殆ど変わらない時間で来ることが出来ました(今日も少ないといってもすでに80枚以上撮っていましたが)。毎回そうなのですが、今日もいったんここは素通りしてまずは滝を目指します。ここから滝まではすっかり樹木が落葉している割には殆ど雪が溶けていません。積雪も一番深いところで膝までありました。

滝の雪景色

もしかして滝が凍っているのではないかと少し期待していたのですが、左が少し凍っているだけで本流は凍っていませんでした。ちょっと残念ではありましたが、周囲が明るくて、雪景色がとても綺麗に見えました。ここでも滝の近くに行って滝水を飲んでみましたが、やはりおいしい!。