吉野川源流遡行記

〜“四国三郎”吉野川の源流へ〜

所在地 土佐郡本川村
遡行時期 2003年4月
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 “四国三郎”吉野川。“板東太郎”利根川や“筑紫次郎”筑後川と並び称される大河です。河川長は四万十川より少し短いのですが流域面積は四国の河川の20%をしめる四国一の大河です。その源流は高知一の高峰、瓶ヶ森と西黒森の間の白猪谷になります。今回の遡行は白猪谷を吉野川源流への道に沿った遡行になります。

源流橋

本川村最奥の集落、寺川地区より林道を進むと案内板がでています。白猪谷に沿った林道を進んだ奥にある源流橋より登山道が整備されており、誰でも源流に行けるようになっています。ただ、源流まではおそらく4〜5km位あると思うので時間がかかることは覚悟しなければなりません。右岸(橋の向こう側)より源流への道が始まります。

はじめは植林の中

登山道の始まりは植林の中を歩いていきます。登山口にはモニュメントまで90分と書かれた看板がありました。れいほくネイチャーハントガイドブックには2時間半と書かれていたのにそんなに早く行けるのかと思いつつ源流遡行のスタートです。

植林を抜けると原生林の世界

5分も登ると植林帯を抜け、原生林の世界になってきます。眼下には白猪谷の清冽な流れが。ここからが源流へのスタートの様な感じがします。渓谷に沿った道なので流れを横に見ながらの快適な遡行が続きます。しかし、道は結構高いところを通っています。所々木を渡してあるのですが、朽ちかけている所があるので注意が必要です。今は4月なのでまだ樹木に葉がついておらず、渓谷がよく見えます。

エメラルドグリーンの淵

15分位進んだところで滝と広い淵が見えました。エメラルドグリーンに輝く綺麗な淵です。しばし登山道から離れて、まずはこの淵の写真の撮影に入ります。夏ならこの淵で泳ぎたくなるような感じです。が、この谷の水は夏でも冷たいはず。5分も入っていられないような気がします。そこそこ撮影したところで登山道に戻ります。

谷の近くを通る

さらに遡行を続けていると登山道が谷に近くなって沢沿いを遡行するようになります。ここまで近くで遡行できると沢登りと同じような感覚で遡行が出来ます。谷の中を濡れながら遡行したいところですが今日は登山靴だし、まだ濡れるには寒いので止めておきます。谷沿いを少し進んだあと、登山道はまた谷から少し高いところに離れます。

峡谷に架かる橋

出発から約30分、峡谷の下の方に橋が架かっています。手前の木にはモニュメントまで60分の看板が。ここまで30分位だからこの時間であっている感じがします。橋まで降りるにはこの先に梯子がかかっていて、それを下りなければなりません。梯子はしっかりしているので問題無く降りられます。橋は木を二本つなげて造っているだけなので注意して渡ります。ここから少しの間、左岸を遡行することになります。この先登山道は何度か谷を左右しながら続いていきます。