四万十川源流遡行

〜最後の清流、四万十の源流へ〜

四万十川源流点

所在地 高岡郡東津野村
遡行時期   2003年2月
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 日本最後の清流、四万十川。高知県のみならず日本中から愛されている川です。私たち県中部在住者には少し存在が遠いのですが、それでも高知県民にとって特別なものであることには違いありません。私も沢歩きを始めてから必ず四万十川の源流には行ってみようと思っていました。そんな四万十の源流域の遡行記です。

入渓場所 普段は単独行なのですが今回は同僚と二人での遡行です。入渓場所は稲葉洞のある堂海公園より林道を少し進み、ヘアピンの所から未舗装路を進んだところからです。河原に降りるのに木々が生い茂っているので夏場などは降りづらいかもしれません。ここから源流点まではおよそ1.5km位の沢歩きです。この周辺は岩などが多く、岸辺は藪になっているので川の真ん中辺りを遡行していきます。

穏やかな河原

入渓口から少し行くと穏やかな河原になります。苔むした岩が多く、水もとても綺麗です。
稲葉洞から下流では全国的にも珍しいセイランの繁殖地があるそうです。セイランはカワノリの一種で年中水温が15℃を保つ清流にしかできないそうで、天然記念物にもなっています。

伐採した倒木が多い岸辺

源流点とはいえ周囲には植林が多く、伐採された倒木や木の枝が岸辺に散乱していて非常に遡行しづらくなっています。私は渓流長靴を履いていたので川の中を遡行できたのですが、同行者が登山靴だったのでとても遡行しづらそうでした。

前方に見える峡谷と滝

30分位進むと前方に断崖が見えてきました。なにやら轟音が響いているのでもしや滝があるのかなと思い、進んでみるとやはり滝です。源流域の唯一と言っていい滝がありました。

源流域の滝

源流域で最も険しい峡谷にある滝です。落差は7,8m位と思います。後で東津野村に問い合わせしたのですがこの滝に名前はないということです。ここの峡谷は右岸を巻いていきます。私は滝の上の峡谷に降りて底を遡ったのですが、同僚のN君は峡谷に降りてから左岸を巻いていました。それが間違い!彼はえらく怖い思いをしていました。峡谷自体を高巻くには右岸から峡谷の奥の河原に出るか、峡谷の底を遡った方が良いようです。

滝の上の峡谷

滝の上の峡谷には淵が二つあるので底を進むときは気をつけなければいけません。小さな滝も二つありますが越えられる高さの滝です。ただ、少し濡れることは覚悟しないといけないと思います。