名野川源流域遡行記

〜吉野川の最上流の支流の源流へ〜

所在地 土佐郡本川村
遡行時期 2004年8月
遡行経路はこちら 3D地形図はこちら

 吉野川が最初に出会う支流、名野川。本流である白猪谷にも負けないほどの清流です。源流域を手箱山、筒上山、岩黒山などから発していて支流の沢もたくさんあります。
 
 今回は数ある沢の中でも筒上の滝のある沢を遡行してみることにしました。

 今回の出発は筒上山の名野川登山口からになります。今はあまり使われることのない手箱山への登山道から吊り橋の下の沢に降ります(この吊り橋は現在は通行不能になっています)。

 今年は山に登ることが多くて沢に行く回数がめっきり減っていたのでちょっと不安な気もしましたが、水に入って濡れながら進んでみると気持ちいい!。
やっぱり沢は良いなぁってつくづく思ってしまいます。

 遡行をはじめてすぐに沢が分かれます。前回に下見に来た時に目星をつけていたので左の沢を遡っていくことにします。

はじめのちょっとした峡谷を抜けると倒木が多いゴーロになりました。下見の時よりは水量がありますが、もともと少ない沢なので滝の水量がちょっと心配です。
穏やかなゴーロを濡れながらののんびりした遡行の始まりでした。

 途中にある崖地でオオモミジガサなどの花を楽しみながら約15分で最初の滝が現れました。この滝までは下見の時に来ていました。

前回は滝を水量が少なかったので滝をほぼ直登しましたが、今回は念のため右岸から巻いていくことにしました。
上流に出ると割と穏やかな岩場やゴーロが続いています。周囲に植林が多いせいか沢沿いの林相もまだそれほど良いものとはいえません。
植林より上の林相を楽しみに遡行を続けました。

 最近の登山でもそうなのですが、登るペースが以前と比べるとめっきり遅くなってしまいました。特に体力が落ちたわけではなく、花を見つけるとすぐ画像を撮りたくなってしまうからです。
沢沿いでは登山ではあまり見られない花もあるので、ここぞとばかりに撮りまくってしまいます。でも、ただ登るだけの沢や山歩きなんてつまらないものになってしまうので、これ以上ペースを上げるつもりもありません。

 沢の方は滝から少し進んでいくと土砂の多く堆積している所から突然水が無くなってしまいました。まさかこんなところで無くなるはずは無いだろうと思いながらもちょっと不安がよぎります。