魚梁瀬・中川遡行記Part1

〜魚梁瀬の三河川の真ん中の渓谷へ〜

所在地 安芸郡馬路村
遡行時期 2003年8月
遡行経路はこちら 3D地形図はこちら

 私のお気に入りの地、魚梁瀬。自然が沢山残された奥深い地です。ロックフィルダムとして有名な魚梁瀬ダムには幾つかの川が流れ込んでいます。そのなかでも奈半利川本流である西川、石仙から分かれる中川、丸山台地手前で分かれる東川と三つの大きな河川があります。今回は真ん中である中川への遡行記です。西川や東川に比べて人が入ることが少ない川だけに楽しみな沢歩きです。

中川橋

 今日の入渓口は汗谷との出合いの中川橋からはじめようと思います。中川の源頭まではまだ7〜8km位あると思うので遡行は3回位に分けていこうと思います。橋の先から川に降りて遡行の開始です。特に降りる所がないので藪の切れ目からザレ場をおりていきます。

入渓からすぐの砂防ダム

川に降りたと思ったら上流で轟音がします。何かいや〜な予感がすると思ったらやっぱり!砂防ダムがあります。川に降りて50mも進んでないのにもうこれだ。もう少し林道を進んでおけば良かったと後悔しましたがもう遅い。右岸を巻いていると殆ど林道の近くまで登ってしまいます。まぁ〜これも沢歩きのいいところ?先には何があるか分からないのが沢歩きだと思っているので仕方がないでしょう。

砂防ダムの上流

砂防ダムの上流から本当の遡行開始という感じです。ここからは穏やかな河原が続きます。渓谷沿いは自然林が沢山残されていていい雰囲気です。今まではゴーロや峡谷が多い沢歩きだったのでちょっとおもしろみに欠ける感もありますが、何となく子供の頃のように川歩きをしてるようです。

川の真ん中を遡行していく

穏やかな川には所々に浅い淵や音がなくなるほど緩やかな流れがあります。釣りをしている人もいないので魚には悪いですが川の真ん中を通っていきます。今日は天気が少し悪いので真夏の割には気温は低め。ですが濡れながら遡行するのは本当に気持ちがいいものです。やはり夏は濡れながら遡行するのが沢歩きの良さ。寒くなると出来ないですから。

吊り橋の跡

相変わらず穏やかな河原が続きます。いつもの岩をよじ登ったり、右岸左岸と歩ける所を探して遡行するのとはかなり違います。川をじゃぶじゃぶいわせながら本当にのんびりした沢歩きが続きます。周りが自然林に囲まれているので森林浴をしながらの遡行が出来ます。こんな沢歩きもいいなぁと思っていると前方の上の方に吊り橋が見えました。吊り橋といっても残骸があるだけで今は渡ることは出来ません。左岸の上の方には植林があるので林業ように使っていたのかなと思います。